法線を確認する
法線を確認する場合はEditMode(編集モード)に入る必要があります。
Nキーでメニューを出して、MeshDisplayのNomalsを設定します。
Vertex(頂点)、Face(面)それぞれにON・OFFできるようになっています。線のようなものがVertexやFaceに表示されるかと思います。デフォルトではVertexの法線が濃い青、Faceの法線が薄い青で表示されます。
Size(サイズ)は法線の長さです。値を大きくするとびょーんと長い法線が表示されます。Hairみたいですね。
法線を確認できると嬉しいことの例
法線が確認できていると裏返った面を発見しやすくなったり、法線方向になんらかの作業する場合に見当が付きやすくなります。
裏返ったFace
例えばこちらは一か所だけ法線が裏返っていた場合。Faceの色でも見分けはつくかもしれませんが、法線表示させるとその部分だけ法線が逆を向いているのがわかります。Ctrl+Nで反転させて直すことができます。
Nomal軸の挙動確認
こちらはTransformOrientation(座標系)のNomalでの挙動がわかりやすくなる事例です。
モデリングなどでは法線方向にVertex、Faceを動かしたい場合がありますが、その際要素の法線がどの方向に向いているかがわかるので正確に編集することが可能になります。
見てもらうと分かります通り、TransformOrientationがGlobalの段階では法線と3DManipulator(3Dマニピュレータ)のZ軸の方向があっていないことがわかります。
しかしTransformOrientationをNomalに変更するとZ軸の方向が法線とそろいます。
例えば移動を行うときはG→Z→Zで法線方向に(つまり3DManipulatorのZ軸)動かすことができます。G→ZだとGlobal方向になりますので注意です。
このように視認することができるのでなかなか便利です。