ポリゴンをセパレートする方法
モデリングをしているときにメッシュの一部分を別オブジェクトに分けたい場合があります。その際にはSeparete(セパレート)を使います。ショートカットキーはPキーです。
Pキーを押すとメニューがでるので、セパレート方法を選択します。
Selection
選択範囲でセパレートします。一番使うセパレート方法だと思います。
By Material
マテリアルIDが違う部分でセパレートします。質感毎にオブジェクトを分けたい場合などに便利です。
例では3つのマテリアルIDが割り当てられていますが、それぞれのIDごとにオブジェクトとして分割されています。
By Loose Parts
ポリゴンの繋がりを境界としてセパレートします。1オブジェクト内で複数のシェル(一つながりのポリゴン≒部品)に分けてモデリングしている際に、一括して部品をオブジェクトに分けたいときに便利です。この方法ではつながりのあるポリゴン群ごとに1つのオブジェクトとしてセパレートされます。
例ではスザンヌの目玉と頭は別々のシェル(部品)なので目の左右と頭でオブジェクト分割されています。
モデリングの都合で1オブジェクト内でモデリングしているが、のちの作業のためにオブジェクトに分ける場合は、計画的にシェルに分割しつつモデリングして、By Loose Partsで分けると効率が良いと思います。
オブジェクトの名前
セパレートした結果、オブジェクトが新たにできるわけですが、このオブジェクトの名前は「元のオブジェクト名+.数字」といった形になります。
Blenderでは同一種類のデータに同じ名前は付けることができないので、必ず別の名前になるように命名されます。
自動命名状態はあまり整理された状態とはいえないので、できるだけオブジェクト名は適宜なものに付け替えた方がいいでしょう。